毎日が春休み

明日から本気だすからねえねえ ねむねむぐっすりしてからの ほうがいい

自問自答のぐるぐるぐるぐる

今週はいろいろと仕事が片付いた。なんか疲れたな。

私の今の立場は今年度で終了する。そろそろ次の仕事について考えなければならない時期だ。

思い返せば非正規の立場ながらも、研究職を10年以上わたり歩いてきたことになる。自分の能力やら生い立ちを考えると運が良かったともいえるが、この先が続かなければあんまり意味がなかったのかもしれない。

私の今の能力や状況で、今後、非常勤職以外のアカデミックポストを得るのは大変困難だと思う。病気をしなかったらもうちょっとましな状況になっていたんじゃないかと残念に思ったりもする。そして、そろそろ研究者としての自分をおしまいにしてしまおうかなあと思ったりもする。

でも、そうすると「諦めたらそこで終了です」という悪魔の囁きが心の中からわき起こってくる。研究というのはどんな立場でも続けてもいいものだよ、と。苦労して学位をとって今までのささやかながらの積み重ねがあるんだから、細々とでも研究を続けていこうよ、と。

その一方で、「小欲知足」という言葉も浮かぶ。欲を小さくすることがあなたの人生をもっと楽にするよ、病気も悪化せずにすむよ、と。私の能力はそれほど高くもないのだから、がんばったところで得られる成果はそれほど多くない。今自分がおかれた状況に満足した方が幸せよ。自分の能力以上のことをしたらダメだよと。

そうこうしていると、それらの言葉を打ち消そうとする私の中のえらい人が出て来て「小欲を捨て、大欲に立ちなさい」とのありがたい言葉を出してきたりもする。安定した職を得たいとか収入をきちんと得たいとかそういう小欲は捨てて、社会に役立つことをしなさいと。

いや、でも、私、そんなえらい人違うし、社会に役立つとかおこがましいだろ、というか、社会に役立つと思って始められた事柄で地獄が始まるなんてよくあることだ。と、ペシミストの私が言い募ってくる。

仕事や研究の継続は、私にとってはかなり切実な悩みではあるものの、悩めるのはまだ余裕があるからだと思う。

今日も明日も自問自答は続くよ...。