毎日が春休み

明日から本気だすからねえねえ ねむねむぐっすりしてからの ほうがいい

お地蔵様に挨拶

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 3歳児と歩くと時間がかかる。

 3歳時は自宅近くの狛犬の前で必ず「コマさんとコマジロー。よろずら!」と喜ぶ。瓦屋さんの前に置いてある鬼瓦にも「鬼時間だー」と喜ぶ。そして「鬼に捕まらないように早く帰ろう」と走り出す。3歳児は、妖怪ウォッチの世界と現実世界の境界線を曖昧にして楽しんでいる模様。

 3歳児はお地蔵さんも好きだ。お地蔵さんを見かけると、手を合わせてなにやらお願いごとをする。よくよく聞くと「こんにちは。ごちそうさま」と言っている。それに私がウケたのがよくなかったたようで、繰り返し言うようになってしまった。奈良はお地蔵さんが多く、保育園から自宅までの帰り道に6カ所もお地蔵さんがある*1

 それだけでなく、3歳児の道中はすべてのマンホールはジャンプで飛び越え、花壇などの少し高い場所を歩きたがる。そして時折、物陰に隠れてかくれんぼを始める。歩いているだけなのに、とても忙しげだ。下の子と歩くと、大人だけで歩く場合の三倍ぐらい時間がかかる。こういう時間はきっと後で思い返すと豊かな時間なんだろうと思う、今はまだそう思えていなくて、日々のあれこれの中でついつい急かしてしまうこともあるけれど。時間に余裕がある時は子どものしたいようにさせながら歩いている。

*1:地蔵菩薩 - Wikipediaによると、お地蔵さんは道祖神としての役割を担っているとか。地獄絵図とかをみてもお地蔵様は賽の河原地獄におられたりして、ちょっと妖怪っぽい。だから、うちの3歳児はお地蔵さんが好きなのかも。